花が好きです。

土から芽吹いた花も、木の花も、小さい花も大きい花も、どんな花も大好きです。

花だけでなく、太陽の光を透き通す新緑の葉も、生命のはかなさを感じる紅葉も、生命の動脈を感じる木々も大好きです。


以前、私のことを

「道端に咲いているたんぽぽのような人ですね」

と言われたことがあります。 (○○さん憶えていますか?)

「-どこにでもいるような、むしろ目立たないというか・・・」


う~ん、“『華』のないセラピスト”とは問題あるかもしれません(笑)


でも、確かに私はどこにでもいる人間です。

笑ったり、泣いたり、怒ったり、喜んだりも人一倍しますし、
時には、悩んだり、感情の渦に巻き込まれてしまうこともあります。

ごくごく普通の人間です。



もし自分を花に例えたら-


やはり、お花屋さんに並んでいる立派な花でも、美しく活けられた花でもありません。

どこにでも咲いている花ですね。
でも、野原の真ん中に、根をしっかりと張って、
青空の下で両手(葉)を広げている野の花でありたいと思います。

自然の中で、太陽の光を浴びて、恵みの雨を受け、気持ちのいい風に揺られ、
夜には夜空を仰いでいることでしょう。


だから『たんぽぽ』はとても当たっていると思います。

気づかれなくても、踏まれようとも、気にせずただ綺麗に咲いて、
自分の種も、遠くで咲くことを願いながらも、風の赴くままと、
風の中に手放していくたんぽぽは、私も大好きです。

-全ていいように受けとるのも私の特徴でしょうか(笑)


セッションの中では、私は「こうしなさい」などと強く誘導も助言もしません。
体験したことをどう受けとり、どう活かしていくかは、体験した本人が選択することです。

全ての材料を揃え、分かりやすいように並べることはしますが、それからどう生きていくかは、本人に託します。

その手放し方が、たんぽぽに似ているのかもしれません。


私のイメージは伝わったでしょうか?


人間一人一人違うように、セラピストもそれぞれ個性があります。

その個性を感じながら、自分に合ったセラピストを探してみてください。